Vol.1 開発篇 SHOEIの中枢を支えるクリエイティブチーム SHOEI商品企画部

グローバルメーカーの開発の使命、それは「常に現場はどこか」を意識すること。

商品企画部門は、プロダクトプランニング、造形・グラフィックデザイン、グローバル宣伝、レーシングサービスの4部門を統括しています。同時にSHOEIのヘルメットの長期的なビジョンのプランニングやグローバルブランドのコントロールなどの役割も担っています。
ヘルメット製造の最上流に位置している、ととらえられることが多い部門ですが、生産部門や品質管理部門とも適宜相互に連携を図りながら、量産手前までのすべての取り組みが業務範囲です。

SHOEI商品の開発のスタートは、お客様やディーラーも含めた市場のニーズや研究開発部門による新たな技術、ライダーのトレンドなどを踏まえた上でのコンセプトメイクやトータルプランニングです。また、欧・米を中心とするグローバルメーカーとして強く意識していることは、「現場はどこか」ということです。ヘルメットは、国や地域によりその嗜好性や安全基準も異なります。開発に携わるすべての人間は、その街の風景や空気、そこで生活をする人々のたたずまいといったところにまで想いを巡らし、常に「現場の実感」を持って実作業を行わなければいけない、とSHOEIは考えます。

「安全性と見た目の美しさ」。SHOEIにとって非常に重要なファクターです。

ヘルメット本来の存在意義は安全性です。衝撃から身を守る安全性の追求に余念が無いことについては言うまでもありません。このベースとなる安全性はもちろんのこと、さまざまな環境下、ライディングシーンにおける快適性、さらには「ともに走る」「所持する喜びや感動」まで含め、SHOEIヘルメットは徹底して追求します。安全、快適、感動、これら3つの要素の高い次元での実現がSHOEIに課された永遠の命題であり、その「究極の結晶」こそが、真に価値のあるヘルメットであると考えています。

SHOEIのヘルメットは、高額で非常に嗜好性の高い商品ジャンルに入ります。さらにお客様が身につける製品という特性上、ファンション性や細部に至る仕上げの精度などにも高いこだわりをもって取り組んでいます。−世界中から憧れられる存在であること−を目ざすSHOEIにとって「安全性と見た目の美しさ」は、非常に重要なファクターです。手に取った人たちの喜びや笑顔につながる仕事であることを意識し、エモーショナルな部分を大切に開発し続けていかなければなりません。

ブランドの先鋭化にはニーズにお応えすることはもちろん、オリジナリティの付与も。

日本で生まれたSHOEIはおかげさまで現在、世界の一流レーサーを始めとし、40カ国を超える国の方々で使用されています。フランスのオートバイ雑誌「MOTO magazine 2002/5号」が行った複数社のヘルメットテストでは、「高額であるが価格に見合った素晴らしい商品である」と評されるなど、特にヨーロッパ・北米地域で高い支持をいただいています。

「Quality&Value」を企業哲学に、SHOEIはこれまで一貫してプレミアム・ヘルメットと呼ばれる分野にこだわり、先駆してきたことでブランドを確立してきました。さらにロイヤリティを高め、その価値を世界中で獲得するためには、地道な商品開発の継続をベースとしつつ、加えてイノベーティブな商品の提案活動をしていくことである、とSHOEIは考えます。細かなニーズにお応えするマーケットインの姿勢であるとともに、SHOEIならではのオリジナリティの付与も欠かせません。SHOEIの商品が纏う雰囲気や気分のような部分でお客様と共鳴することができればこの上ない喜びです。

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