Vol.2 品質管理篇 SHOEIとお客様をつなぐ架け橋 SHOEI品質管理部

ダブルチェックシステムで、徹底した「思い込み」の排除を。

品質管理部門は、SHOEIのヘルメットの品質維持・向上がミッションで、世界各国の安全基準に準拠した高品位なヘルメットの標準化を常に追求する部門です。開発、生産段階で繰り返し行う商品テストや重要部品の検査、クレーム対応も含めた「カスタマーサービス」などが基本業務となります。もちろん、テストや検査、クレーム対応などを通じた現行商品、次期商品へのフィードバックを行うことも重要な役割です。

SHOEIは、「岩手」と「茨城」のそれぞれの工場に品質管理課を設け、どちらの工場も各国の規格に沿った試験が出来る同様の設備を持ち、互いに監視し合うダブルチェックシステムをとっています。1カ所のみで行うことによる主観−「思い込み」の徹底排除を行っています。これは創業以来続くSHOEIの伝統とも言えるシステムで、全品を試験し、かつ相互に確認するシステムです。ヘルメットに求められる最も大切な機能である「安全性」。生命に直結する商品の宿命として、「品質管理」に対する要求は厳しくて当然であるとSHOEIは考えています。

品質管理の鍵は、開発段階からの妥協無きモノ作り

品質管理とは、出来上がった商品の抜き打ち検査やテストをイメージされることが多いのですが、実はモノづくりの源流、試行を重ねた上での「正しいモノ作り」に集約されると言っても過言ではありません。SHOEIの品質管理では、このモノ作りの最初の段階に重点を置き、開発など関連部署との密な連携のもと、注力をしています。また、ヘルメットの品質を左右するシェルの成型は勿論、組み立てに至るまで一貫して自社内の内製とし、今後もアウトソーシングするつもりはありません。SHOEIは、モノづくりにおける僅かなグレーゾーンをも排除し、すべての商品について「目が良く届く」環境下で品質コントロールを行っています。

またSHOEIでは、毎月2つの工場と本社を結び、品質管理会議を行い、その1カ月間に寄せられた「お客様の声」をすべて議題にし、問題点、懸案事項を共有することで、迅速かつ適切な対応を目指しています。「お客様の声」は現行商品の改善はもちろん、次期商品へのフィードバック、長期的視野に立った品質向上についての貴重な意見であるとSHOEIは考えています。

世界一の品質、それはお客様が決めること。ぜひ一度、手にとってもらいたい。

SHOEIにはさまざまな部門がありますが、品質管理は開発から製造、ユーザーが商品を手にした後までも関わりを持つ部門であり、一番長くユーザーと接することになります。叱咤激励とともにクレームなどが寄せられることがありますが、「お客様からのクレームは宝」ととらえ、SHOEIの商品に対し「もっと良くなるヒント」をいただいているとの認識で対応させていただいています。

SHOEIは、「世界一の品質をめざす」ことを謳っています。それは性能や見た目、クレームの対処から顧客満足度に至るまで含めたトータルの品質です。ただし「世界一かどうか」は、最終的にはお客様が決めることです。お客様が「買って良かった」と思える品質の追求は、良い材料、上質な材料を使うだけでは達成できません。妥協しないモノ作り、作り手の情熱次第。品質管理とはイコール「人」質管理とも言われるくらい作り手に依存するものだとSHOEIは考えています。商品作りはあくまで製造が実行部隊であり、品質管理部門はその「ガイド」役としてこれからもSHOEIの「終わり無き品質向上」に努めていきます。

このページのトップへ戻る